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気づくことからはじめませんか
みんなの身近にある人権



人権は、平和で安全に安心して暮らせるよう、私たちの生命や自由・平等を保障し、一人ひとりの日常生活を支えている大切な権利です。
たとえば、
「自由に発言する」
「自分の感じたことを芸術で表現する」
「住むところを選ぶ」
「学校に行き、勉強する」
「働くことができる、また、なりたい職業を選ぶ」
「病気になれば適切な治療を受ける」
「私的な生活をのぞかれない」
など・・・・
私たちの生活を人権の視点で見直してみると、大切にしなければならない多くのことに気がつきます。
そのなかのいくつかを、私たちが昔から親んできたカルタで表現してみました。
身近なできごとの中からも、まだまだ気づくことがあるでしょう。「人権を考えるカルタ」をみんなでつくってみませんか。

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あ なたはどうですか?
高齢者の方が、困っている様子を見かけたときは、声をかけようと思う。
YesNo
「住み慣れたまちで安心して暮らしたい」
これは、すべての人の願いではないでしょうか。
お互いが思いやりの気持ちを持って接することは最も大切なこと。最近、高齢者に対する身体的・心理的虐待が多く聞かれます。
高齢者に対してもつイメージは?高齢者の尊厳を守るとは?痴ほうって?高齢者虐待を解決するには?このようなことから、高齢者の人権について考えてみませ んか。

あ なたはどうですか?
日本で暮らす外国人は地域社会の一員だと思う。
YesNo
日本で暮らす外国人も日本人と同じように生活を送っています。
国籍が違っても、文化、習慣、価値観等の違いがあっても、同じ地域社会の一員です。
お互いに理解を深め、尊重しあい、みんないっしょに楽しく暮らせる地域づくりについて考えてみませんか。

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あ なたはどうですか?
結婚を決めるときには、親や親せきの忠告に従うべきだと思う。
YesNo
結婚差別は、同和問題の最後の越えがたい壁であるといわれています。結婚相手の出身地によって、親や周りの人たちが、家柄や世間体などを言い出して、結婚 ができなかったり、親や親せきとの関係を絶たれてしまうということがいまだにあります。人は誰も、自らの親や出身地を選べません。生まれたところや住んで るところによって人を判断することはまったく不合理なことです。
一人ひとりが、因習や偏見、世間体などに縛られない社会をつくりませんか。

あ なたはどうですか?
男は仕事に生きるのが一番、家事は女の仕事だと思う。        
YesNo
仕事を持っている夫婦の※家事関連時間は、1日あたり平均、夫が25分、妻が4時間12分です(平成13年社会生活基本調査 総務省)。 このように、男性にくらべると、女性の家事に関わる負担は非常に重いといえます。
これまで家事・介護・育児などは、もっぱら女性が担ってきましたが、本来家族みんなで協力していくべきものです。心豊かな家庭は家族みんなでつくるもの。
働き方や家事分担について、家族みんなで考え、話しあってみませんか。
※家事関連時間…家事、介護・看護、育児、買い物の合計時間

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あ なたはどうですか?
車いす使用者用駐車区画にとめる必要がない車をつい駐車してしまう。
YesNo
スーパーや飲食店など多くの人が利用する施設の出入口付近に、
車いす使用者用駐車区画があることをご存じですか?
最近はこのような区画を備えた駐車場も増えてきました。
しかし、せっかく設置されていても、とめる必要のない人が近くて便利で空いているからと車をとめてしまっては、本当に必要としている人が利用できません。
ほんの少しの心遣いで、障害のある人もない人も共に快適に暮らせる「福祉のまちづくり」を進めませんか。

標識の例

あ なたはどうですか?
ハンセン病という病気のことを考えたことがある。
YesNo
かつてハンセン病を患った方は誤った国の政策などによって、長い間偏見と差別に苦しんできました。ハンセン病は遺伝する病気ではなく、感染症の一つで、な おる病気です。これまで伝えられてきた病気への誤解、人権侵害の実態がようやく正しく伝えられるようになってきています。
私たちにできること それはハンセン病について正しい知識と理解を持つこと。これが偏見や差別をなくす第一歩です。
共に生きる社会をめざして、今一度考えてみませんか。

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あ なたはどうですか?
子どもの心が傷つくような言葉をかけたことがある。
YesNo
ついつい子どもが思い通りにならなくて「この子はだめな子ね」と、子どもの心が深く傷つくようなことを言っていませんか?力づくで大人の言うことをきかそ うとしていませんか?何気ないひと言や行いが、その子どもの心に将来にわたり大きな傷を残すこともあります。
子どもを成長させるのも阻害するのも、周りの大人次第です。子どもの自主性や自発性、自ら判断し決定する力を育て、個性を伸ばす優しい心遣いを大切にしま せんか。

あ なたはどうですか?
犯罪に関する報道や記事を興味本位でみてしまうことがある。
YesNo
犯罪の被害者は、事件による直接的な被害に加え、捜査や裁判での精神的・時間的な負担、無責任なうわさや、行き過ぎた取材・報道によるストレスなどさまざ まな問題に苦しむことがあります。経済的な負担は犯罪被害者への給付制度により軽減されましたが、精神的な支えは十分とはいえません。
犯罪は人の基本的な権利を侵害するものであり、誰もが被害者となる可能性があります。被害者が一日も早く立ち直るためには何が必要なのか考えてみません か。

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