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応援します。
農業を志すあなたを!


「豊かな自然環境の中で、大らかに自分らしく暮らす」「自然の恵みをもっとも実感できる農業をやってみたい」といった夢を持つ方々も多くなっています。
県では、農業を営む人や新しく農業を始めたい人に対して、これまでも農業改良普及センターや県農業大学校を通じ様々な支援を行ってきました。さらに今年度、御坊市に「県就農支援センター」を新たに開設し、就農相談や農業技術研修、情報発信をはじめ就農後の技術・経営など総合的な支援を行うことにより、農業を志す皆さんを一層応援します。

問い合わせ 
県就農支援センター  御坊市塩屋町南塩屋724 電話0738-23-3488

「県就農支援センター」は、農業を志す皆さんを支援する「新規就農者育成の拠点」です。
こんなお手伝いをしています。

1相談
就農に必要な農業情報や心構え、技術・経営についてのアドバイス

2研修
就農に必要な技術を修得するための研修 
コース1農業体験研修 農業の実情を知り、基礎的知識を学びます。
農業の実情、栽培の基礎、農作業体験 など
コース2技術修得研修 就農に必要な基礎知識・技術を学びます。
農業の実情、農業一般、現地事例、就農準備
栽培管理技術(※果樹、野菜、花きから選択)、農作業体験 など
コース3農家実践研修 希望作物に応じた受入れ農家で、栽培管理技術や経営を学びます。
実践的技術、経営

3支援
農地や住宅等の紹介など円滑な就農と定着に向けてサポートするとともに、就農後の技術・経営についても支援

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県就農支援センター





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「私たちもがんばっています。」
下津町でみかん農家の若い後継者としてがんばっている杖村直樹・万裕子夫妻に話しをうかがいしました。

「高校生の時に家の手伝いをしていたことが、農業をはじめるきっかけになりました。卒業後は、静岡県の果樹研究所で2年間研修したので、特に不安もなく農業に就くことができました。しかし、いざはじめてみると、繁忙期には家族だけの力では足りなかったり、自然が相手なので思ったように作業が進まないなど、難しいことがたくさんありました。そんな時、県の普及員や役場の職員の方々からアドバイスを受けながらがんばってきました」。
また、農業経営については、「農業も会社経営のように、もっと規模を大きくし、多くの人を雇用して、効率よく高品質な商品を消費者に届けことができれば…」と、熱く夢を語っていただきました。

大阪から美里町に移住(Iターン)し、蘭の栽培、販売にがんばっている阪口正章・美香子夫妻に話しをうかがいしました。

「子どものころから花が大好きで、大阪の洋蘭店で10年間勤務しましたが、どうしても自分で園芸経営を行いたいという願望がありました。美里町は、洋蘭栽培に適した土地で、新規就農者の受入が積極的だったことから、移住を決意しました。生産まではある程度の知識があれば可能ですが、販売ルートの開拓など商品流通は自分の力だけではどうしてもうまくはいきませんでした。そんな時に、県の普及員の力をお借りしました。特に資金に関する支援は重要です」。
将来の展望・夢については、「ガーデニングブームの中、従来の花き農家のように少品種栽培というものではなく、草花だけにとどまらず消費者の要求を把握し、エクステリアなどを総合的に制作できるような、これまでの型にはまらない経営を行っていきたいです」。また、新しく農業に就く方々には、「経験と知識は不可欠です。簡単な気持ちでは困難なので、充分な研修、知識が必要とされます」と、アドバイスをいただきました。

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気軽にご相談ください。
県庁 就農促進課 電話073-441-2884

県農業大学校
農業後継者や農村地域の指導者の養成、農村青少年の農業の技術・経営等の研修を行っています。
電話0736-22-2203


地域農業改良普及センター
農業の担い手の確保・育成、青年の就農促進や農業経営改善・技術指導を行っています。
お問い合わせは、各振興局まで。







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