和歌山県情報館トップページへ |
人権連載 |
||
依然として残る部落差別 同和問題は未だ解決していない 「同和問題の解決は国民的な課題であり、同時に行政の責務である」との認識のもと、道路・住宅など生活環境の改善や教育啓発等の実施により、これまで一定の成果を挙げることができたと言えます。 部落差別はつくられた差別 人権とは、人間として自由に生きて、幸せに暮らす権利であり、部落差別は人権侵害の最たるものの一つであることは言うまでもありません。先の県民意識調査で、部落差別が残されてきた原因として最も多い答えは、「昔からあるから」「世間体を気にするから」というものでした。今一度、部落差別は「つくられた差別」であるということ、そして、他人の人権を守ってこそ、自分の人権も守られるんだということを再認識し、一人ひとりが同和問題を自分自身の問題としてとらえることが求められます。一日も早く差別のない社会を実現するために…。 |
|
|
▲このページのトップに戻る ▼2月号目次に戻る |