県民の友ホームページ12月号
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上昇気流をつかまえて

時代の期待に応える

新年は新たな決意がよく似合います。そして期待と希望あふれるスタートでもあります。
環境への関心が一層高まり、また真の癒しが求められる現在、まさに豊かな自然と歴史・文化に恵まれたふるさと和歌山県に大きな期待が寄せられています。
本県が提唱し、現在では国の施策として実践されている「緑の雇用事業」では、たくさんの方々が新しい生活を求めて県内各地にIターン・定住し、このことがきっかけとなって地域の活性化につながっている事例も数多く見られます。また、ITビジネスモデル地区にも指定された田辺・白浜地域では、遊休保養所を利用した企業誘致=IHS構想を進めた結果、IT関連企業が相次いで進出してきています。さらに待望の高野・熊野の世界遺産登録が今年の夏に実現されようとしています。国内外で、和歌山県の存在感がいよいよ大きくなると同時に、時代がほんまもんの和歌山県を求めていると言っても過言ではありません。
長引く不況で苦しい経済情勢ではありますが、私は本県の持つ独自性を“わかやまブランド”に、そして地方の個性を1.5車線道路など全国に先駆けた“わかやまモデル”へとより高める施策展開を行ってまいります。さらに、地方の自立・再生のための三位一体改革、防災を見据えた「命の道」である高速道路の延伸等、府県や国という垣根を越え理解と協力を求める提言活動を行いながら、県民の皆さんとともに和歌山県の発展に努めてまいりたいと考えています。
これからの新しい時代、未来志向で一緒にがんばっていきましょう。
和歌山県知事 木村良樹


他県知事らとともに地方からの変革を訴える 緑の雇用事業 IHS構想
世界遺産登録をめざす高野・熊野 近畿自動車道紀勢線

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