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高野見聞録
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大門

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. 2. 高野山内を巡る=大門、壇場

大門は、高野山の総門であり、山上結界のシンボルでもあります。

高野山が開かれた当時は、現在地より少し下った「つづらおりだに」にひとつの鳥居がありました。1141年に初めて門の形式となり、場所も現在地に移して建てられました。その後、さらに何度かの建て替えを経て、現在の建物は1705年のものです。

1981年から、弘法大師御入定1150年記念事業の一環として5年3ヶ月に及ぶ解体修理がおこなわれ、1986年に竣工しました。正面21.4メートル、梁間7.9メートル、高さ25.1メートルの規模は、木造二重門として国内最大級です。正面両側の柱には、弘法大師が毎日御廟から姿を現し、方々を廻って人々を助けるという言葉が掲げられています。

壇上 壇上は、真言密教の根本思想である「金胎不二」を表した主要堂塔が集中する地域で、空海の御廟を中心とする奥の院とともに、高野山の二大聖地として信仰されています。

ここには、根本大塔、金堂、西塔など、密教思想に基づく主要伽藍や、鎮守として地主神を祀る神社など、合計16の建造物があります。これらの建物は、金剛峯寺の創建期からその後の各時代に建立されたもので、幾たびか落雷などによる焼失と再建を繰り返し、今日に至っています。

根本大塔 壇上でひときわ目を引く朱塗りの柱と白い壁の根本大塔。

高野山の開創にあたり、真言密教の根本道場として建立されたので、根本大塔といわれている、日本で最初の多宝塔。現在の建物は、高さ約48.5メートル、1937年のものです。

中央に胎蔵界の大日如来、その周囲に金剛界の4体の仏が祀られています。この中は、大日如来の浄土であり、この中に入ると仏と結縁できると信じられています。

朱塗りの華麗な内陣の空間には、本尊の胎蔵大日如来と金剛界の4体の仏が安置され、16本の柱には堂本印象画伯の筆になる十六大菩薩が画かれています。



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