壇上でひときわ目を引く朱塗りの柱と白い壁の根本大塔。
高野山の開創にあたり、真言密教の根本道場として建立されたので、根本大塔といわれている、日本で最初の多宝塔。現在の建物は、高さ約48.5メートル、1937年のものです。
中央に胎蔵界の大日如来、その周囲に金剛界の4体の仏が祀られています。この中は、大日如来の浄土であり、この中に入ると仏と結縁できると信じられています。
朱塗りの華麗な内陣の空間には、本尊の胎蔵大日如来と金剛界の4体の仏が安置され、16本の柱には堂本印象画伯の筆になる十六大菩薩が画かれています。
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