本州最南端の串本町は、リアス式の変化に富む海岸が続き、枯木灘県立自然公園に含まれる景勝地です。荒磯に白波が寄せる海岸は、磯釣りとして絶好の場所としても知られています。
サンゴの湯は、銭湯にはいる気分で気軽に立ち寄ることができる外湯の温泉です。庭園付きの浴室や広間の休息室など、旅の途中にゆったりとしたくつろぎのひとときが過ごせます。
太平洋と大島を望めるホテル、伊勢エビやサザエを名物の石焼料理で提供する旅館、見事な海岸美を眺めながら湯にひたる露天風呂など、串本温泉には、5件の宿泊施設があります。
串本町の海岸から大島に向かって一直線に並ぶ橋杭岩。 大島とつながるくしもと大橋。大島はウバメガシ、シイ、ツバキなどが生い茂る丘陵大地の島です。明治3年に点灯された我が国で一番古い石造りの樫野崎灯台、この沿岸で遭難したトルコ軍艦の殉職した乗組員を祀る慰霊碑、厳しい断崖絶壁の迫力ある海金剛、串本温泉の周辺にはすばらしい自然の姿があります。